生活保護にデメリットはあるか

生活保護というのは、経済的に困窮する国民を保護し、最低限の生活を保障する制度です。しかし、あくまでも最低限の生活を支援するための救済処置と考えられているので貯蓄が出来ない、娯楽やローンは禁止などのデメリットがあります。

生活保護を受け取りつつ貯蓄しようと考える人もいるかもしれませんが、原則は認められません。年に1度の調査では銀行口座の残高の確認もされるため、そこにまとまったお金が入っていた場合は支給額の減額や支給自体がストップするという可能性もあります。同じく、ローンを組んだりローン返済に使う、パチンコなどのギャンブルに使うというのも本来の目的と異なるのでルール違反となります。

＜ケースワーカーの家庭訪問＞
生活保護を受給している間に避けて通れないのはケースワーカーによる家庭訪問です。生活の中で出費を抑えられる箇所はないか、ルール違反をしていないか、収入や病状に変化はないかなどの確認と普段の生活の様子を見るために事前連絡なしで行われます。生活保護法でも定められているため、家庭訪問を中止する事は不可能です。この家庭訪問は、生活保護がなくても自立して生活できるように支援するのが目的ですので、うっとうしく思わずに疑問があったら相談するようにしましょう。

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